今年最後の休日が終わった。
明日からしばらく仕事づけだ。
今日近所のホテルでランチを食べた、
そこのチーフシェフはアラブ系の男性だった。
こっちに寄ってきて片言の日本語で積極的に
自信作の料理を勧めて、強引に皿に乗せてくる。
なんか、いいな〜。
あんな大きなホテルで、たくさんの
人に自分の作品を食べてもらう。
彼が仕事を好きなんだって事が、何だかすごく
伝わった。
そういう人は、そんなオーラを出している。

自分はどう見えるだろう。
お客さんの目にどう映るだろう。
きっとあのシェフのようなパワーは
誰も感じないだろう。

仕事をするために生きてるわけじゃない。
でも生きるためだけに仕事をするのも
本当は何か足りない。
私も仕事に夢中になった時期があった。
それがカッコいいと思ったし、
有意義なことだと思った。
でも、どんなに気持ちがあっても
思い通りには前に進めない。
希望を持てば失望を見る。
そして疲れ果てて、すべてが空しさに変わる。
その繰り返しの中で、
敬意や目標は何も生み出さない、
そんな結論を自分の中に知らずに出していた。

上司を信頼すれば、いつかそれは逆恨みに変わり、自分を追いつめる。
それが私の弱さだった。

いつの間にか仕事に情熱をいっさい持たない人間になっていた。
でも我に返ると、それが何とも悲しく、
今となって思えば、貧弱な精神が
まざまざと見える。

今の自分が抱える課題がはっきり
見えてくる。

解決はいつ見つかるだろう。
時間をかけて見つけられるだろうか。

きっとみんな越えている道なのに、
私はまだ越えられない。

未熟さがどんどん見えてくる。

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