人質、帰郷する。

2004年4月20日
批判的だった私だけど、私にも情というものがある。
精神的に追いつめられて、ボロボロになってる彼らがなんだかかわいそうなのだ。
責任は責任、義務は義務、彼らには責任があるし、
公の場で話さなければならない、批判も受け止めなければならない義務がある。
しかし、それとは別に、無事帰ってこられたことを暖かく歓迎し、彼らに時間をあげるのも必要なこと。

半月前までは無名の一般人だった彼等が、イラクへ行き、
帰国したら沢山の報道陣に囲まれフラッシュを浴び、
日本中の注目の的になっている。
精神的に追いつめられるのも無理はないのだ。

この問題は、批判するでも同情するでもなく
国民がみんな考えなければいけないことなのだ。

戦争が悪いだの、
自衛隊反対だの、
言論は自由だけども、人ごとで言っているのでは
意味がない。
「こういう世界を作っているのは
政府だ」「アメリカだ」
違う。そんな風に分けて考えることではない。
もし戦争がいけないことならば、
その責任はこの世界にある。
私たちも負っているのではないか。
自分は関係ない、という姿勢で批判ばかりしていては
発言に意味を持たない。

うまく言えないのだけど・・・

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